06.08.10
今春、岐阜の山県市で竣工しました別荘の竣工写真撮影を行いましたので、私も立ち会ってきました。カメラマンは上田宏さんです。もともと梅雨入り前に撮影を行いたかったのですが、今年の天候不順により延期になり、やっとの撮影です。とは言え、春に植えたばかりの植栽が多少なりとも萌えてくれる事や、川向こうの借景も梅雨明けの方が鮮やかに緑で覆ってくれるのでちょうど良かったです。午前は風もさわやかで気持ち良かったのですが、やはりそこは岐阜ですね。午後になると体にまとわりつく湿気で、エアコン無しではやっぱりきついな~、という感じ。クライアントに、休憩のお茶や菓子、スイカまでご馳走になり、さらにコース料理ならきっとすごい値段するだろうな、と思ってしまう様な豪華なお昼ご飯と晩ご飯までご馳走になり、お酒までも頂いてしまいました。
料理はほとんど奥様の手料理ですからまた驚きです。上田さんも、「仕事しに来たのか、ご馳走を食べに来たのかわからないな」と言っていました(笑)。山を見ながらの半露天のお風呂もクライアントに勧められとても魅力的でしたが、また何時かお泊まりのチャンスに取っておきたいと思います。夜景に入ると今度は蚊との戦いです。向かいの山に登っての夜景撮影となりましたが、見回すと私の廻りに10匹くらいの蚊が飛んでいました。小さい建物だけに、カット数は限られ、より一層、一枚の写真にどこまで空間表現が可能かという意味でカメラマンの腕が試されます。仕上がりが楽しみです。台風の影響で撮影日程を突然繰り上げての変更にもかかわらず、クライアント夫婦、それから忙しいお嬢様お二人もわざわざ仕事を休んで一家総出で撮影にお付き合い頂きました。建物に対する愛着をとても感じ、心から感謝致します。有り難う御座いました。